パルス密度変調ドップラレーダの検討(環境計測及び一般)
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概要
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大型レーダの運用における消費電力は増加の一途を辿り,冷却系を含むアンテナシステムは巨大化していることから,省電力化技術がより重要になっている.しかし,エレメントアンテナや増幅器等のRF系は最適化が進み,これらの改良では省電力化が難しくなっていると思われる.そのため,レーダ全体の観点から再検討が必要となっている.ここではドップラ処理におけるサイドローブ抑圧を図りつつ,消費電力を抑制する送信パルス密度変調方法について検討する.変調方法については,CFARの安定動作が図られる方法についても検討する.本報告に含まれる方法を用いれば大型レーダに限らず,レーダ装置の省電力化,ドップラサイドローブ低減,CFAR安定動作及び秘匿性(LPI)を同時に達成できる.
- 2011-08-17
著者
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