CSP係数の識別に基づく話者の頭部方向推定の検討(アプリケーション,認識,理解,対話,一般)
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概要
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本稿では2chマイクロホンによる話者の音源位置と頭部方向の識別手法について検討する.近年提案されつつある話者の頭部方向の推定手法では,複数のマイクロホンアレーからなるネットワークを用いて,各マイクロホンアレーから得られるCSP(Cross-power Spectrum Phase)係数のピーク値や音圧情報などから音源位置と頭部方向を推定しており,多数のマイクロホンを配置する必要があった.本手法では,話者の位置や頭部方向によって変化する残響がCSP係数の形状に影響を及ぼすという点に着目し,CSP係数のピーク値以外の点も特徴量として扱い,それを識別することにより2chマイクロホンで話者の音源位置と頭部方向の同時推定を行う.
- 2011-07-14
著者
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滝口 哲也
神戸大学自然科学系先端融合研究環
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有木 康雄
神戸大学自然科学系先端融合研究環
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有木 康雄
神戸大学大学院システム情報学研究科
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高島 遼一
神戸大学大学院システム情報学研究科
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有木 康雄
神戸大学大学院システム情報学研究科情報科学専攻
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