音響伝達特性を用いた単一チャネル音源位置推定における特徴量選択の検討(音声・音響一般,一般,オーガナイズドセッション(雑音を消せ!騒音下で有効な音声信号処理とは))
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
我々はこれまで,観測音声の音響伝達特性が話者の位置に依存するという点に着目し,音響伝達特性を識別することにより単一マイクロホンで音源位置推定を行う手法を提案してきた.この手法では,ある位置から発話された音声からその音響伝達特性を,特定話者HMM(Hidden Markov Model)を用いて推定し,それらを学習・識別することで音源位置を推定している.本稿では,位置毎に推定された音響伝達特性のMFCC(Mel-Frequency Cepstral Coefficient)の各次元に対し,MKL(Multiple Kernel Learning)を用いて重みの自動学習を行うことで,音源位置推定精度の向上を試みる.
- 2011-01-20
著者
-
滝口 哲也
神戸大学自然科学系先端融合研究環
-
有木 康雄
神戸大学自然科学系先端融合研究環
-
有木 康雄
神戸大学大学院システム情報学研究科
-
高島 遼一
神戸大学大学院システム情報学研究科
-
有木 康雄
神戸大学大学院システム情報学研究科情報科学専攻
関連論文
- 階層的強化学習を適用したPOMDPによるカーナビゲーションシステムの音声対話制御 (音声)
- 複数の言語情報を用いたCRFによる音声認識誤りの検出
- Buried Markov Modelを用いた構音障害者の音声認識の検討 (福祉情報工学)
- Buried Markov Modelを用いた構音障害者の音声認識の検討 (音声)
- Buried Markov Modelを用いた構音障害者の音声認識の検討 (パターン認識・メディア理解)
- 尤度最大化に基づくエコー推定を用いた車室内マルチスピーカ音響エコーキャンセラの検討
- D-11-67 位相限定相関法を用いたマイクロ波レーダからの地表変位推定(D-11.画像工学,一般セッション)
- 位相限定相関法を用いたマイクロ波レーダからの地表変位推定
- D-11-57 ウェーブレット変換を用いた学習型の超解像(D-11.画像工学,一般セッション)
- スペクトル平面における勾配ヒストグラムに基づく音声特徴量の検討(ポスターセッション,第10回音声言語シンポジウム)