ピッチの広いレンチキュラレンズを使った周期立体像(立体映像技術一般)
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概要
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ピッチの狭い通常のレンチキュラレンズを使う周期立体像では,レンズピッチが水平解像度の上限となるが,一方でレンズピッチを狭くすると,描画解像度の影響で画質が低下するというジレンマがあって高精細化が難しかった.本研究ではピッチの広いレンチキュラレンズを使い,解像度がレンズピッチに制限されない周期立体像を作成する検討を行った.本手法では周期画像のピッチが広がることで描画解像度に余裕ができ,比較的容易に高精細な立体像を作ることが可能であるが,ピント面が存在するため異なる奥行きの像を同一面に描くことはできない.またレンズの収差による歪みが画質を損なう主な原因となり,視域を狭める原因にもなっている.
- 2011-10-14
著者
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