体位変換による腸蠕動の変化と腸音測定の検討 : アクティグラフマイクロミニ型音センサーを用いて
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概要
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手術後の副作用である腸管癒着イレウス防止のために、体位変換や早期離床が行われるが、音センサーを用いて、腸蠕動音の測定と体位変換によって腸蠕動は促進されるかどうかを検証した。その結果、体位変換後、30 分から75 分の間に有意に腸蠕動の促進がみられた。また音センサーでの腸蠕動音測定時、外部雑音はほとんど影響しないことがわかった。したがって、音センサーでの分時総dB ㏈値を測定することで腸蠕動の指標となりえることがわかった。音センサーを用いるという先行研究のない初めての方法で、腸蠕動音聴取を行ったが、対象数が2 例と少なく結果の妥当性に限界がある。
- 2011-03-01
著者
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