日本における自然災害と高齢者 : 地域社会における高齢者の把握の取り組みを通して
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概要
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自然災害によって多くの高齢者が犠牲となっている背景には、気候変動などの自然環境の影響と同時に、家族の変容、社会関係の希薄化など社会構造の変化がその要因として指摘されている。2007年には「民生委員・児童委員発 災害時一人も見逃さない運動」が全国展開され、要支援者の把握とその情報の供有化、安否確認と避難支援の体制づくりなど一定の効果を発揮した。それらの実践事例の中から、1)ニーズ調査、2)訪問活動の工夫、3)情報共有のためのマップづくり、4)地域づくりのための居場所づくり、5)公私協働システムを実践知として抽出した。
- 2011-03-31
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