検知シートを用いたオゾン空間分布測定法の検討(作製・評価技術・一般,有機材料・一般)
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概要
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空気中放電を用いた小型消臭器周りのオゾンガスの空間分布を,開発したオゾン検知シートと画像解析を組み合わせた方法により測定した.この方法は,検知シートをオゾン消臭器の周りに配置して,一定時間毎に検知シートの画像を取得し,RGB解析を行い濃度分布に換算する方法である.検知シートはオゾンに暴露されると可視領域の反射率が変化するように開発されており,蓄積暴露量(オゾンガス濃度と暴露時間の積)が取得画像のRGB値より変換可能であることが明らかになった.また検知シートはガスの検出にポンプを用いないため攪乱なしに気体の空間分布を求めることができることも明らかになった.測定の結果,小型消臭器から排出されるオゾンは無風状態では非常に狭い領域に局在することが明らかになった.
- 2011-05-20
著者
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