学内成績と臨床実習成績との関係

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概要

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平成4年度から6年度に入学した本校理学療法学科110名の学生を、3年次臨床実習不合格者と合格者の2群に分け、1、2年次に履修すべき64科目の平均点および基礎、専門基礎、専門と分類したそれぞれの平均点を求めた。また再試験受験科目(以下再試数とする)の平均および各再試数と臨床実習合格、不合格者の関係について検討した。履修すべき全ての科目の平均点および基礎、専門基礎、専門の平均点は、合格群が不合格群に比べて有意に高かった。また、平均再試数は合格群が有意に少なく、各再試数ごとの臨床実習不合格者の割合では、再試数が2科目以下の学生が実習不合格となったのは71人中4人で、反対に6科目以上の学生は13人中8人が不合格評価を受けていた。今回の調査により、学内成績の結果から臨床実習にて不合格評価受ける可能性の高い学生を予測でき、それらの学生への取り組み方をあらかじめ考える必要のあることが示唆された。
藍野大学の論文

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