臨床教員制度の導入とその可能性
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概要
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昨今の理学療法士養成教育が抱える諸問題多く, 特に養成校の急増に伴う臨床実習施設の不足問題, 実習指導者の指導経験不足問題など様々な重要課題が山積状態となっている. その問題の解決策として, 藍野大学医療保健学部理学療法学科では, 2008年度より臨床教員制度を用いた新たな臨床実習形態の導入を試みている. 臨床教員制度とは, 藍野大学で雇用している教員(助手)を, 臨床教員として関連病院(藍野病院)に派遣し, 臨床教育指導主体の業務に携わらせる制度の事である. 臨床教員は, 関連病院で理学療法士としての診療業務を行いながら, 実習期間には臨床実習指導者として中心的役割を担っている. 今回その制度の紹介と学生教育における効果および今後の可能性について考察し, 近々訪れる大学全入時代に向けての藍野大学理学療法学科としての方策について知見を述べる.
著者
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平山 朋子
藍野大学保健医療学部理学療法学科
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平山 朋子
藍野大学医療保健学部理学療法学科
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眞塩 紀人
藍野大学医療保健学部理学療法学科
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熊田 仁
藍野大学
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後藤 昌弘
藍野大学
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熊田 仁
藍野大学医療保健学部理学療法学科
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梶本 浩之
藍野大学医療保健学部理学療法学科
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米田 康太郎
藍野大学医療保健学部理学療法学科
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後藤 昌弘
藍野大学医療保健学部理学療法学科
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