OCLからJMLへの変換ツールにおける対応クラスの拡張と教務システムに対する適用実験
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概要
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OCL (Object Constraint Language)はUML記述に対しさらに詳細に性質記述を行うために設計された言語である.近年MDA関連技術の発展により,UMLからプログラム言語への変換技術が着目を浴びており,OCLからJML (Java Modelling Language)のようなプログラムレベルの仕様記述言語への変換技術も研究されつつある.研究グループでは,従来研究で未対応であったiterate演算を,生成されるJavaスケルトンに対応するメソッドを記述するという手法を用いてツールに実装している.本稿では,ツールのEclipseプラグイン化ならびに対応クラスを拡張し,プロジェクト外のライブラリを含んだ制約を記述可能にした.ツールをより大規模な実プロジェクトに対して適用したところ,メソッドに記述されるべきJMLのうち約90%を変換により出力できた.
- 2011-02-28
著者
-
楠本 真二
大阪大学大学院情報科学研究科
-
岡野 浩三
岡山大学大学院自然科学研究科
-
岡野 浩三
大阪大学大学院情報科学研究科
-
宮澤 清介
大阪大学大学院情報科学研究科
-
花田 健太郎
大阪大学大学院情報科学研究科
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