アスリート用トレーニング支援システムの開発
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概要
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アスリートを対象とした研究では、周期性を持つ身体動作データのKL変換を行うことで、意識条件の違いによるわずかな走行動作の変化を識別できる可能性を示唆しているものがある。しかし、センサ装着位置の違いによる計測データの変化などの問題点があるため、現在これらの研究をもとにしているトレーニング現場での実用的な使用例はない。そこで本研究では、3軸加速度センサを用いてアスリートのわずかな身体動作の違いを解析する際に、前処理として3次元のKL変換を使用したデータ補正を行った。また、k-NN法によるパターン識別を行うことにより、従来の手法における問題点の解決方法の提案とその有効性についての検証を行った。
- 2011-02-28
著者
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二見 亮弘
福島大学大学院共生システム理工学研究科
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佐藤 拓未
福島大学理工学群共生システム理工学類人間支援システム専攻
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田中 雄大
福島大学理工学群共生システム理工学類人間支援システム専攻
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横山 梨香
福島大学理工学群共生システム理工学類人間支援システム専攻
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二見 亮弘
福島大学理工学群共生システム理工学類人間支援システム専攻
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