検索とコミュニケーションによる知識獲得支援システムの検討(アルゴリズム,インターネットと情報倫理教育,一般)

概要

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我々はこれまで検索とソーシャルコミュニケーションの双方の利点を活せるサービスとして,閲覧ユーザの数に基づいてリランキングされるWEB検索と,同一ページ閲覧者と即時的なコミュニケーションが行えるシステムを組み合わせたソーシャルサーチサービスを提案してきた.これによって情報をwebページからだけでなく,その情報について関心や知識のあるユーザからもコミュニケーションを通じて得ることが出来ようになった.提案したシステムではユーザのページ閲覧情報を用いて検索結果をリランキングしている.本稿では,リアルタイムアクセスユーザだけでなく,過去にアクセスしたユーザも考慮することでより多くのユーザ評価を反映できる知識獲得支援システムを提案する.また,ユーザ間の会話だけでなくページ対して手軽にアノテーションすることで暗黙的に情報支援を実現する新たな機能を構築する.さらに,既存の検索サービスのアクセスログを解析し,既存検索サービスと提案システムとの比較により提案手法の有用性を検証する.
2011-02-21