デジタルコンテンツのコピーおよび流通の制度に関する一考察-私的録音録画補償金、技術的保護手段などの視点から-
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概要
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デジタル機器の登場・普及によって、著作権法には私的録音録画補償金制度や技術的保護手段の回避に関する規定が設けられた。しかしながらこれらの制度に関しては賛否両論がある。今後のデジタルコンテンツ流通の促進のためには、これらの論点を現在の技術に合わせて再検討する必要がある。そこで本稿では、SARVH・東芝訴訟第一審判決(東京地判平成22年12月27日)などを参考にして、今後のデジタルコンテンツ流通の制度に関して、権利者の保護と著作物の円滑な利用の双方の観点から考察を加える。
- 2011-11-04
著者
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加藤 尚徳
総合研究大学院大学
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加藤 尚徳
総合研究大学院大学複合科学研究科情報学専攻:国立情報学研究所大学院
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加藤 尚徳
総合研究大学院大学複合科学研究科情報学専攻
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加藤 尚徳
新潟大学法学部
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須川 賢洋
新潟大学
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