トモグラフィー電子顕微鏡画像からの自動輪郭抽出(ポスターティーザー)
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概要
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トモグラフィー電子顕微鏡像から観察対象の情報を抽出して3次元立体像を生成する手法に,観察対象の一定間隔の断層像を取得し,各断層像において輪郭情報を取得したのち,輪郭を積層して立体形状を再構成するというものがある.この手法で用いられる断層像の輪郭抽出を行う過程には実用的な手法が存在しない.このことから,従来法の問題点に対応したR-Centipedeモデルを利用した,高速な自動輪郭抽出から3次元立体像の再構築までを統合して行うシステムの開発を試みており,これを提案する.実際のトモグラフィー電子顕微鏡面を用いた検証により,手作業や従来法よりも高速かつ正確に輪郭抽出が可能であることが示された.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2011-01-12
著者
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鎌倉 快之
大阪工業大学 工学部
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鎌倉 快之
同志社大学文化情報学部
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シラジ メディ
大阪工業大学情報科学部
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ヌリ シラジ
Osaka Institute Of Technology Faculty Of Information Science
-
森下 尚浩
(株)国際バイオインフォマティクス研究所
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劉 春蜀
(株)国際バイオインフォマティクス研究所
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シフジ メディ
大阪工業大学情報科学部
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