3205 バーチャルリアリティ空間の遠隔地共有システムの開発
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概要
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我々は、没入型表示システムをネットワークで接続し仮想空間を遠隔地で共有するシステム構築の基盤ソフトを開発してきた。OpenGLフュージョンは、そこで開発された技術の1つで、市販の3次元表示アプリケーションを改変無しにカンファレンスに組み込むことを可能とする。これは1つの仮想空間をリッチにするための技術で、その仮想空間を接続する通信基盤は別途開発してきた。しかし、利用者要求によるアプリケーション開発を進める中で、カンファレンスに参加する全ての人々は、必ずしも同じ環境を持つ必要が無いことが解ってきた。情報の発信側と受信側を持つ非対称な空間共有という条件下では、OpenGLフュージョンのみで一定の機能を持つ空間共有システムの構築が可能になる。サンプルとしてその遠隔プレゼンテーションシステムを開発し、インターネット上で実証試験をした結果、それが有効に機能することが判った。
- 2008-09-26
著者
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