クラウドを利用したElasticなデータストリーム処理系の実装と評価

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概要

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データストリーム処理を用いたWebアプリケーションを運用する場合、<br />データレートの増大に対して、レイテンシの発散を抑えることは重要である。<br />しかし現実的には、計算資源は有限であるため、<br />データレートが一定以上になった場合に、レイテンシが発散することは<br />避けられない。本研究では、そのような状況において、<br />クラウド環境上に処理を委譲することで、<br />レイテンシの発散を抑える手法及びアーキテクチャについて提案する。<br />一方で、クラウド環境を利用するには経済的なコストを要するため、<br />アプリケーションのレイテンシと経済的コストのトレードオフが発生する。<br />本研究ではこれを最適化問題として扱い、<br />コスト最適なスケジューリングを実行することで、<br />クラウド環境の利用コストを最小化することも同時に提案する。
2011-03-02

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