全員参加型の協調学習のための性格を考慮したグループ編成方法の研究
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概要
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本研究では,CollabTest と呼ばれる WBT システムの相互評価活動に関する問題に着目している.このシステムでは,学生が問題を作成する事や,作成された問題を相互に評価する事が可能である.授業外の時間に行われたこの相互評価活動は,約 70% のグループで非常に低い活動レベルの相互評価やコメント活動が行われていた事がわかった.そこで,相互評価活動への参加の偏りを解消するための方法として,グループ編成方法の改善に着目した.グループ学習におけるグループ編成の研究では,学生の性格特性がグループ編成において考慮されていた.我々は代表的な性格検査法であるビッグファイブによって抽出された学生の性格と,学生のコメント数との関係性を分析することで,いくつかの性格因子が相互評価やコメント活動の活動レベルに関連する可能性があることがわかった.
- 2011-03-03
著者
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勅使河原 可海
創価大学大学院工学研究科
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勅使河原 可海
創価大学工学部
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勅使河原 可海
日本電気(株)
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勅使河原 可海
Nec
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勅使河原 可海
(株)日本電気技術管理部
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勅使河原 可海
日本電気株式会社技術企画部
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勅使河原 可海
創価大学工学部情報システム学科
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高木 正則
岩手県立大学ソフトウエア情報学部
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中山 晃
創価大学大学院工学研究科
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高木 正則
岩手県立大学ソフトウェア情報学部
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高木 正則
岩手県立大学
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勅使河原 可海
東京電機大学
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