拡散赤外光を用いたマルチタッチテーブルにおけるホバー操作の実現
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概要
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本稿では、拡散照明方式を用いたマルチタッチテーブルにおけるホバー操作の実現方法について述べる。拡散照明方式のマルチタッチテーブルでは、テーブル板に触れてはいないが十分に近接している物体も僅かに赤外光を反射しているため、赤外カメラによりその領域の認識も可能である。本研究では、この領域をペンタブレットでは移動操作に割り当てられるホバー操作用の領域として割り当てることで電子ペンを使用しないホバー操作を実現した。ただし、指を用いたホバー操作を認識すると手のひらや腕なども同時に認識されてしまうため比較的広範囲な領域として認識されてしまう。そこで、この領域のうち、ユーザーがホバー領域として想定するであろう一点を推定する手法を提案する。
- 2011-03-10
著者
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