テラリウム : 視響環境の実験
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概要
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視覚と聴覚による刺激空間が人にどのようなエモーションを引き起こすか実験し、広視野画像と立体サウンドの高臨場感コンテンツを開発する目的で2007 年に4 つのスクリーンによるCAVE型のマルチスクリーン・プロジェクションシステムおよび14.1 チャンネル立体サウンドによる「テラリウム」を大学院の設備として創設した。人の知覚センサのうち外界の情報を認識する器官として視覚と聴覚は大きな割合を占めている。映像は音よりセマンティックであり音はより身体的に鑑賞者にはたらきかけると考えられる。この2 つの主要な感覚器を通して人の心に訴求する表現の在り方やその可能性を探求することは、終わりの無いしかしとても重要な課題である。この両者の関係・融合、協調や相反による表現の効果を実践的に試みることがテラリウムの果たす役割と考えている。本研究ではその装置と開発環境および試作したいくつかのコンテンツや今後の展開について紹介する。
著者
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