ペーター・ベーレンスの空間デザイン
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
空間が,デザインの対象として意識されるようになっだのはアール・ヌーヴォにおいてのことであり,とりわけ1920年代に入って,この空間理念がモダン・デザインの発展に大きな意味をもつようになったことは,一般に認められている。しかしながら,この空間理念の発展の過程がいかなるものであったかについては,未だ充分に明らかにされていない。本論文においては,ペーター・ベーレンスの空間理念の発展をあとづけることにより,ベーレンス芸術理解の視点を明らかにすると共に,ベーレンスの空間デザインが,モダン・デザインの成立に果たした役割について論述する。
- 日本デザイン学会の論文
- 1986-07-31
著者
関連論文
- 空間のジャポニスム : 現代デザイン史研究の新しい視点
- 世紀転換期のドイツを中心とする工房運動
- マッキントッシュの内部空間デザイン
- マッキントッシュのジャポニスム : モダン・デザイン空間の発見(口頭による研究発表,第37回研究発表大会)
- グラスハウスの意義 : ブルーノ・タウトのデザイン思想
- ブルーノ・タウトの空間理念(口頭による研究発表,第38回研究発表大会)
- ペーター・ベーレンスの空間デザイン
- アンリ・ヴァン・ド・ヴェルド : 現代内部空間の形成
- 用語部会に期待すること(デザインの用語について考えること : 会員からの寄稿論文,第4回春季大会 テーマ/用語を通してデザインを考える-回顧・現状・展望)
- アーツ・アンド・クラフツ運動とドイツの工房運動