年代別食習慣と健康調査について
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概要
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日常の食習慣と生活習慣との関係を年代別に探る目的で札幌市・小樽市在住の女性を対象に調査を行い,次の結果を得た。1)食品群別摂取状況では,若年者に比べ中高年者に摂取頻度の高い傾向があり、特に魚介類,野菜類,果物類に有意差がみられた。2)調理法別摂取状況では,両年代ともに"焼く"という形態が多かった。3)食塩の摂取要因では,塩分の多いみそ汁,漬物,練り製品摂取状況において中高年者に摂取頻度が高くみられ,醤油・ソースの使用状況や外食の頻度では若年者が高い結果となった。4)運動状況では,若年者に連動をするという習慣がほとんどみられなかった。5)運動状況をBMI別にみると,中高年者はBMIの高い人にも運動をする傾向があった。6)排便状況では,若年者において毎日排便のある者が18.3%と中高年者の45.5%に比べ低い値となった。
- 藤女子大学の論文
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