中国人就学生追跡調査に見る日本語と日本人観の変化 : 中国人学生の語りと面接質問紙調査から
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概要
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本稿は、前回実施した中国人就学生(日本語学校生)に対する聞き取り調査の1年後に、前回調査と同じ学生の中から追跡調査が可能な学生(現在、大学生)に対して再び聞き取り調査を実施し、滞日期間の長期化と生活・日本語・日本人観との関係性を検討するものである。本研究調査の結果、日本語能力や日本人観、心身健康状態、日本の大学への期待感、日本での生活不満度等の点において、1年前の調査結果と比べ、大きく変化していることが明らかになった。それらを規定する要因を分析し考察した。
- 名古屋市立大学の論文
- 2009-06-30
著者
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