薄板を伝播するLamb波の位相共役を用いた材料評価
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概要
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圧電変換子によりアルミニウム薄板にLamb波を励起し,検出点で検出したLamb波の時間反転による位相共役波を再度検出点に入力し,伝播経路を遡って入力点で得た再構成波は,位相共役の関係より信号波形が入力信号と一致することを実験的に確認した.さらに伝播経路上に存在する欠陥が再構成波に与える影響を観察し,本手法の材料評価への応用について検討したところ、材料中の欠陥が大きくなるにつれて、再構成波の振幅強度が減少していくことが分かった。従って、この振幅強度を観測することで材料評価出来る可能性を示した.
- 2010-11-18
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