異方性材料を伝播するLamb波の分散性を用いた波源位置評定法
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
弾性波を用いた破壊源探査手法はアコースティック・エミッション(AE)の応用例として既に実用化されているが、近年広く用いられている複合材料などの異方性材料では、等方性を仮定した従来手法では正しい結果を得ることは困難である。そこで本研究ではLamb波が分散性波動であることに着目し、ウェーブレット解析による時間-周波数解析を適用し、異方性材料に適応した波源位置評定法を提案する。[0°]_<16>CFRP材を用いた位置評定実験を行い本手法を適用したところ、有効な探査範囲が若干限定されるものの従来法と比較してより正確な位置評定が可能であることを確認した。
- 2009-11-20
著者
関連論文
- 異方性材料を伝播するLamb波の分散性を用いた波源位置評定法
- 薄板を伝播するLamb波の位相共役を用いた材料評価 (超音波)
- ウェーブレット解析法を用いたコーティング材の非破壊評価
- Lamb波のウェーブレット変換を用いた金属箔の厚さ評価
- レーザー表面弾性波の位相速度分散の定量評価
- レーザー弾性表面波の位相速度測定法に関する考察
- パルス弾性波位相スペクトラムを用いる位相速度の計測法
- 薄板を伝播するLamb波の位相共役を用いた材料評価
- 学習ベクトル量子化を用いた弾性波による多層構造体の構造推定に関する研究
- Lamb波の逆解析によるCFRP材料の非破壊評価
- パラメータフリー遺伝的アルゴリズムを用いたラム波の波源位置評定法の検討
- 弾性表面波の分散性を用いた表面層構造の非破壊評価
- ウェーブレット解析によるラム波の波源位置評定
- ウェーブレット解析による波源位置評定における変換核の影響
- 薄板中を伝播するラム波のウェーブレット解析を用いた位置評定
- レーザー励起ラム波のウェーブレット変換による金属箔の厚さと弾性特性の非接触評価