学習ベクトル量子化を用いた弾性波による多層構造体の構造推定に関する研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
弾性表面波を用いた非破壊評価において、未知材料の内部構造を正しく推定することは非常に重要である。本研究では学習量子化ベクトル(LVQ)を用いて、弾性波の群速度分散より多層構造のクラスわけを行った。伝播速度の異なる材料を3つのグループにわけ、2層構造では2クラス、3層構造では4クラスに分けた理論分散曲線を用いてLVQの学習を行った。さらに実測値と未知の分散曲線のデータより層構造の推定を行ったところ、正しく推定出来ることを確認した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2007-11-22
著者
関連論文
- 異方性材料を伝播するLamb波の分散性を用いた波源位置評定法
- 薄板を伝播するLamb波の位相共役を用いた材料評価 (超音波)
- ウェーブレット解析法を用いたコーティング材の非破壊評価
- Lamb波のウェーブレット変換を用いた金属箔の厚さ評価
- レーザー表面弾性波の位相速度分散の定量評価
- レーザー弾性表面波の位相速度測定法に関する考察
- パルス弾性波位相スペクトラムを用いる位相速度の計測法
- 薄板を伝播するLamb波の位相共役を用いた材料評価
- 学習ベクトル量子化を用いた弾性波による多層構造体の構造推定に関する研究
- Lamb波の逆解析によるCFRP材料の非破壊評価
- パラメータフリー遺伝的アルゴリズムを用いたラム波の波源位置評定法の検討
- 弾性表面波の分散性を用いた表面層構造の非破壊評価
- ウェーブレット解析によるラム波の波源位置評定
- ウェーブレット解析による波源位置評定における変換核の影響
- 薄板中を伝播するラム波のウェーブレット解析を用いた位置評定
- レーザー励起ラム波のウェーブレット変換による金属箔の厚さと弾性特性の非接触評価