5J-5 e-Serviceにおけるデータ連携と行政イノベーション(情報爆発時代における知識社会形成ガバナンス,一般セッション,「情報爆発」時代に向けた新IT基盤技術,情報処理学会創立50周年記念(第72回)全国大会)

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概要

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次世代電子行政サービスの基盤として、市民向けワンストップポータルと行政機関および外部機関とのバックオフィス連携が不可欠である。世界では、クラウドコンピューティングの導入を通じた民間企業支援や行政システムの国際連携を通じた雇用の促進等をターゲットにした戦略的な電子行政が推進されている。このような機能を備えた行政システムの構築には各機関を疎結合により接続する仕組みが必要不可欠である。そこで、日本では、世界に先立ち、仕様標準データを登録する全体レジストリを備えた外部サービスとの連携体制を構想した。本研究では、データ連携の目的、手法、効果について、さらには、基盤の発展段階として、民間企業との積極的なデータ連携や国際連携を視野においた全体レジストリと情報管理の漸進発展的プロセスについて論ずる。特に、次世代ネットにおける仮想化技術の動向を踏まえ、公開レジストリを活用した前処理・後処理のフィルター機能の導入と、情報の公開度をプロトコル化する手法を提案した。
2010-03-08

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