FPGAによる2変数神経細胞モデルの数値計算とその分岐特性(ニューロコンピューティングの実装とシステム化,ニューロコンピューティングの実装とシステム化,一般)
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概要
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神経細胞とその数理モデルを実時間で相互作用させるハイブリッド神経回路は,神経回路の神経活動における神経細胞の特性の影響を知る手段を与える.神経細胞と相互作用させるために,リアルタイム計算が求められる.本研究では,Field Programable Gate Arrayを用いてリアルタイムに神経細胞モデルを数値積分するシステムを提案する.クラス1とクラス2の興奮性を示す神経細胞モデルをFPGA化した.クラス1神経細胞は,分岐パラメタに対し5Hzから81Hzまでのなだらかな周波数変化を示した.クラス2神経細胞は,分岐点を通過するとある程度高い周波数となり,その後の発火周波数は直流バイアス電流の大きさにあまり依存しない特性を示した.
- 2010-10-16
著者
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立野 勝巳
九州工業大学大学院生命体工学研究科脳情報専攻
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立野 勝巳
九州工業大学 大学院生命体工学研究科 脳情報専攻
-
立野 勝巳
九州工業大学大学院情報工学研究科情報システム専攻
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立野 勝巳
九工大
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