知識社会に求められる思考性(日本教科教育学会第28回全国大会(愛知大会))
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概要
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これから求められる学力を考える出発点として,(1)まず現在の学力低下論争を手がかりに,学力の何か問題なのかを,学力の結果的側面と学力と過程的側面という観点から考察し,学力の在り方の問題点として「知の公共性」の弱さを指摘する。ついで,(2)学力をとらえる枠組みを問題にし,松下佳代氏の提案を紹介し,その有効性を述べる。ついで,(3)21世紀を切りひらく学力について,(1)学習意欲を高めること,(2)学力を広い広がりの中でとらえること,(3)基礎・基本の学びを豊かにすべきこと,(4)21世紀を切り開く学力の中身(尾木直樹氏の論による)とこれからの「国語」の学力の在り方について言及する。
- 2002-12-30
著者
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