調理における学習形態の一考察(第二報) : 教師側の評価を中心に
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概要
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調理学習における問題点として,児童・生徒の作業への参加度が低い,作業過程を部分的にのみ担当することが多い等が挙げられる。これらのグループ作業上の問題点を補うため,作業過程を要素ごとに分類し,継続して学習することを考え,その効果をみた。教材は,小学校第六学年「ごはんとみそ汁」実践は一学級とり上げ,実験群・対照群を設けた。実験群においては,チェーン学習IVの形態を用いて,調理実習を行った。前報では,チェーン学習に関して児童側の評価を中心に検討を行い,好意的な結果が得られた。そこで,本報は,教師側の評価を中心に考察を行った。その結果,対照群と比較して,実験群は,・作業過程,手順に関する項目について理解度が高かった。・「手順」「協力」「安全」に関する参観者の評価が高かった。
- 1980-07-30
著者
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