小学生を対象とした親子で参加する食育講座についての報告
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概要
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地域の複合文化施設が主催した「親子食育講座」において、小学生を対象とした食育プログラムを実施した。2日間にわたって実施したプログラムは、1日120分とし、小学校1年生から3年生の低学年コースと4年生から6年生の高学年コースに分けて実施した。プログラムは、2部構成とし、まず、『食べ物の分類(3色食品群)やそれぞれのグループの働き』や『塩の働きについて』など食べ物の働きについての講義を、クイズやペープサートを使った集団講義形式で実施し、その後、間食(おやつ)作りの調理実習を行った。今回実施したプログラムのうち、「食べ物の働きについてのお話」と「おやつづくり」のどちらも、対象者全員が「楽しかった」と回答し、さらに、「また、このような教室に参加したいですか」の質問に対しても、全員が「参加したい」と回答した。今回のような食育講座は、食べ物について考える機会や調理の機会を提供することになり、自分の食生活への関心を高めるきっかけになることが期待できる。今後も、対象者の感想等を踏まえて、年間を通した長期的な講座など、様々な食育プログラムを検討していくことは有意義であると考えた。
- 2010-12-24
著者
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