キウイフルーツ果実に含まれるクロロフィルおよびカロテノイドの高速液体クロマトグラフィーによる同時分析
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概要
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キウイフルーツ果肉に含まれるクロロフィルならびにカロテノイドを、HPLC法によって同時分析するための条件を検討した。その結果、試料調製時にアルカリ処理を施すことにより、抽出操作中の色素の化学変化を抑制できることが示唆された。また、HPLC分析時の溶出条件を改善することにより、分析に要する時間を従来よりも短縮することができた。このときの検出波長を445nmに設定することにより、各色素の検出を感度よく行うことが可能となった。この改良法は、試料の調製ならびに分析に要する時間が短いため、多数の試料を効率よく分析するために有効だと考えられる。
- 2004-03-03
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