Potassium-oxonateを用いた運動性高尿酸血症の動物モデルに関する検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The purpose of this study is to examine the appropriateness which use animal model of rats for the study exercise induced-hyperuricemia, whose uricase activities were inhibited by potassium-oxonate (K-oxonate). The changes of purine metabolites in blood and skeletal muscle from rats following the exhaustive running exercise were observed. Rats were divided into three groups: resting control groups treated with K-oxonate (n=28) and without K-oxonate treatment (n=5), and an exercised group treated with K-oxonate (n=48). Purine metabolites were assayed by HPLC at 0,30 min, 1, 2, 3, and 5 hours after exhaustive exercise. Plasma allantoin concentration was suppressed by K-oxonate in both the exercise and control groups. There was a significant increase in plasma inosine concentrations from 1 hour to 5 hour of recovery. Plasma hypoxanthine was slightly increased immediately after exercise. In extensor digitorum longus muscle, ATP levels decreased, but IMP levels increased immediately after exercise. Inosine did not show a significant change, hypoxanthine levels were slightly increased following exercise in extensor digitorum longus muscle. The ATP levels in soleus muscle showed a tendency to decrease compaerd with the controls immediately after exercise, but it was not significant change. There were not significant changes in other purine metabolites in soleus muscle throughout experiment period. These results suggest that the use of K-oxonate treated rat model is appropriate for the study of the mechanism of exercise induced-hyperuricemia.
著者
-
清野 哲也
木更津工業高等専門学校人文学系
-
滝野 哲也
木更津工業高等専門学校 人文学系
-
桧垣 靖樹
福岡大学運動生理
-
桧垣 靖樹
山口大学 教育学部スポーツ健康科学
-
清野 哲也
木更津工業高等専門学校
-
坂田 洋満
木更津工業高等専門学校
-
坂田 洋満
木更津工業高等専門学校人文学系
-
坂田 洋満
筑波大学体育研究科
-
桧垣 靖樹
福岡大学
関連論文
- 等尺性掌握運動時の血圧,心拍数応答
- 大学柔道選手において6RMスクワット・トレーニングを実施した場合の最大筋力推定法について
- 水泳授業における授業改善について
- 激運動時の腎皮質および髄質のプリン代謝動態について
- 無酸素性作業閾値(AT)の尿中乳酸値からの推定の試み
- 261.ラット腓腹筋への電気的刺激に伴うpurine代謝動態の変化
- 419.運動時におけるラット肝中プリン代謝 : 代謝,加齢,女子
- 418.運動性高尿酸現象の発現機序に関する研究 : 遅筋中プリン代謝動態について : 代謝,加齢,女子
- 043I11 激運動時におけるラット骨格筋のAMPの脱アミノ化について
- 042G05 解糖能の程度と尿酸生成の関連について
- 等尺性漸増負荷掌握運動時の血圧応答 -間欠負荷と連続負荷の差異-
- 41.持久的トレーニングが耐糖能に及ぼす影響 : minimal modelによる検討
- 435. 酸化ストレスは骨格筋のエネルギー低下を引き起こすか : 骨格筋糖輸送への関与(代謝)
- 245.キサンチンオキシダーゼ活性化による骨格筋糖取り込み亢進(【代謝】)
- 270. 酸化ストレスはPI3キナーゼ経路を介して骨格筋の糖取り込みを亢進させる(代謝,一般口演,第63回日本体力医学会大会)
- 保健体育教師における高尿酸血症および痛風の実態に関する研究
- 運動時の骨格筋における水分量の変化がプリン代謝物質濃度に及ぼす影響
- 運動性高尿酸現象も発現機序に関する研究 : 遅筋の尿酸生成への関与について
- スイミングプールでの冷えが腎機能に及ぼす影響 : 水中安静浸漬が腎機能に及ぼす影響
- Potassium-oxonateを用いた運動性高尿酸血症の動物モデルに関する検討
- 人文学系科目の教育課程の改訂
- HPLC法によるラット肝臓のプリンヌクレオチド分析
- 479. おが屑路面歩行運動時血圧,心拍応答(生活・健康,一般口演,第63回日本体力医学会大会)
- 脈波伝播速度(baPWV)による動脈硬化の評価
- 153. 高齢者における等尺性掌握運動時血圧および循環応答の特徴(呼吸・循環, 第61回 日本体力医学会大会)
- 6.唾液成分および心拍パワースペクトルによる咀嚼時自律神経系機能評価(一般口演,第136回日本体力医学会関東地方会)
- 121.等尺性掌握運動負荷方法の違いによる動脈圧応答差(呼吸・循環,一般口演,第60回 日本体力医学会大会)
- 等尺性漸増掌握運動に対する血圧応答
- 等尺性掌握運動を用いた動脈圧応答定量化装置開発の試み(呼吸・循環, 第59回日本体力医学会大会)
- 045S20305 負荷漸増運動時の肺拡散能(DLCO)、心拍出量(CO)および血圧応答(04.運動生理学,一般研究発表)
- 09方-1A-K19 疾走フォームの指導法開発に関する研究(09.体育方法,一般研究発表抄録)
- 520. 糖尿病性腎症(DN)に及ぼす運動とACE阻害薬併用の影響 : 肥満・糖尿病モデルOLETFラットを用いた研究(スポーツと疾患)
- 493.肥満・糖尿病モデルラットの血清脂質および体組成に及ぼす運動療法強度の影響(リハビリテーション・運動療法)
- 屋内外持久走における評価法の検討
- 傾斜スタート台を利用した20m Dashの疾走速度に関する研究--単一傾斜台と複合傾斜台の比較
- 全国大会陸上競技用ソフトの試作
- 04-25-53A02-09 漸増負荷および漸減負荷運動時呼吸・循環応答の比較(04 運動生理学,一般研究発表)
- 傾斜走路を利用したクラウチング・スタートの動作分析について
- 運動療法による降圧効果出現機序の解明--Force-Arterial pressure応答定量化装置の開発 (第25回〔石本記念デサントスポーツ科学振興財団〕助成研究報告)
- 132. 激運動時におけるラット腎中プリン代謝動態 : 血液および汗に関する生理科学的研究
- 国内女子一流競歩競技者のレース中における歩行フォームの分析的研究
- 柔道選手において6RMハイクリ-ン・トレ-ニングを実施した場合の最大筋力推定法についての検討
- 持久走運動における評価基準値作成の試み
- 表計算ソフトによる陸上競技会成績記録処理ソフトの作成と運用
- 国内一流競歩競技者のレース中における歩行フォームの分析的研究
- 入門レベルの長距離走者に対するLT-2速度算出法について
- 柔道選手において6RMベンチプレス・トレーニングを実施した場合の最大筋力推定法についての検討
- 骨格筋中のプリン代謝調節における5'-nucleotidaseおよびAMP deaminaseの役割
- 研究発表 簡易傾斜走路「Accel Runway(アクセルランウエイ)」を使ったトレーニング(傾斜走路を用いた疾走練習の実践) (平成16年度〔日本スプリント〕学会報告)
- ダウンヒルランニングの加速過程における速度と下肢動作の変容
- 男子高専生における最大無酸素パワー能力の発達について
- 高血圧症の運動療法
- 女子スプリンタ-のスタ-ト動作の特徴
- 木更津高専生におけるアレルギー性疾患の現状について
- 09方-25-口-04 研究成果を学校体育の実践指導に結び付けるために(09.体育方法,一般研究発表抄録)
- 体育授業における映像遅延表示装置の有効性の検証-ハードル走を対象として-
- 木更津高専における第2学年での混合学級の導入(第2報)
- 体育授業における走り方指導に関する実践的研究
- 09方-28-口-16 意識の変化が運動パフォーマンスに及ぼす影響 : バリスティックムーブメント再考(09 体育方法,一般研究発表抄録)