エンドトゥエンドIP品質情報のアクティブ計測に基づくネットワーク内劣化箇所特定技法(NW計測(1))

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概要

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近年、高い信頼性を必要とする電話網にもIP網が導入され、また、IPTVなどのIP綱を利用したリアルタイム系サービスも提供されてきており、IP網の信頼性と安定したサービスを維持するための技術が求められている。このような課題に対して、ネットワークの複数のエンドトゥエンドのパスの品質測定情報を基にして、ネットワーク内部の故障・劣化箇所を推定・特定するネットワークトモグラフィ技術についての研究が進められている。本稿では、エンドトゥエンドの品質情報のアクディブ計測を基にして、ネットワーク内部のリンクおよびノードの品質劣化箇所を特定するネットワークトモグラフィ手法について検討し、それを実現するアルゴリズムについての提案を行う。また、このアルゴリズムに関する、複数劣化箇所の特定に関する考察を加え、最後に今後に向けた課題と展望を示す。
2010-03-04

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