有機薄膜太陽電池の現状と将来展望 : 超階層ナノ構造素子の実現を目指して(電池技術関連,一般)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
有機薄膜太陽電池はSiに代わる次世代太陽電池として期待されているが、効率を2倍以上上げる必要がある。如何に,効率よく光を吸収し、電荷分離を起こし電荷を速やかに輸送できる材料を設計してやるのかが課題となっており,電荷分離を生ずるpnヘテロ接合界面の表面積を大きくするとともに,電荷の輸送効率を上げてやる必要がある。高分子バルクヘテロ接合が優れた素子構造として提案され、近年、7-8%の変換効率が報告されるところまできた。更に、10%以上の高効率化を実現するために我々は、超階層ナノ構造素子を提案し、効率的な励起子発生,電荷分離,電荷輸送系としてID分子集合体、IDナノ構造体アレイ、ポリマーブラシなど多くの試みを進めている。
- 2010-01-25
著者
関連論文
- 有機薄膜太陽電池の現状と将来展望 : 超階層ナノ構造素子の実現を目指して(電池技術関連,一般)
- 有機薄膜太陽電池の現状と将来展望 : 超階層ナノ構造素子の実現を目指して(電池技術関連,一般)
- マテリアルの芽 太陽電池の発電効率を上げる可能性を秘めたブラシ状電子輸送層
- 界面活性剤を用いたメソポーラスナノ結晶チタニアの合成 : プロセス条件が与える影響
- 4-14.ナノ構造金属酸化物複合体を用いた色素増感太陽電池((4)太陽電池,Session 4 新エネルギー)
- 有機薄膜太陽電池の新展開(特別ワークショップ:電子デバイスとしてみた有機トランジスタ・太陽電池の現状と展望)
- 有機薄膜太陽電池の将来展望(太陽電池開発の将来展望)
- 有機薄膜太陽電池の次世代太陽電池としての展望
- 有機薄膜太陽電池の将来展望
- 安定化バルクヘテロ接合型有機薄膜太陽電池
- 次世代太陽電池の開発 : 有機太陽電池の可能性と課題
- 7-7.チタニアナノチューブを用いた色素増感型太陽電池の研究((3)太陽エネルギー及び水素,Session 7 新エネルギー)
- チタニアナノチューブから構成される半導体薄膜を用いた色素増感太陽電池
- 科学と情報科学の融合 : コンビナトリアルケミストリーとケムインフォーマティックス
- (6)有機薄膜太陽電池