CG技術を用いた形態係数の高速計算法
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概要
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熱輻射による伝熱問題の解析に必須の形態係数を高速に計算するための,CG(コンピュータ・グラフィックス)技術を用いた形態係数の高速計算法を検討した.本報では,新たに提案する投影法によりCGを用いて描画した透視投影画像から形態係数を算出する.CGで透視投影画像を描く過程は,モンテカルロ法のような数値計算法における衝突面判定の過程に相当する.本手法により最適な陰面消去アルゴリズムを自動的に利用することができるのでプログラムは大幅に簡略化される.また,3次元座標変換に特化したグラフィックス・ハードウェアを用いることで計算時間も大幅に短縮できる.本手法の精度は用いる透視投影画像の解像度から予測することができ,熱放射による伝熱問題の解析で本手法が有効なツールとなる可能性が示せた.
- 社団法人空気調和・衛生工学会の論文
- 2008-09-05
著者
-
近藤 明
大阪大学大学院工学研究科
-
加賀 昭和
大阪大学大学院工学研究科
-
井上 義雄
大阪大学大学院工学研究科
-
加賀 昭和
阪大
-
池島 薫
アドバンスドナレッジ研究所
-
福田 征克
大阪大学大学院工学研究科
-
呂 〓鉉
Yonsei University
-
井上 義雄
大阪大学工学部
-
池島 薫
(株)アドバンスドナレッジ研究所
-
Kondo A
Shiga Agricultural Experiment Station Shiga Jpn
-
近藤 明
大阪大学大学院
-
井上 義雄
大阪大学大学院
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