光触媒を用いた防藻による冷却塔の機能維持
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概要
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本論文は、冷却循環水系の機能維持の面から重要な課題の一つである冷却塔における藻類・スライムの発生抑制に関し、有機系接着剤と光触媒粉体を混合した塗料を、冷却塔散水槽の散水板に塗布するという、既設冷却塔にも適用可能な新たな手法を提案し、その効果を検討したものである。有機系接着剤を用い、光触媒が藻類・スライムの発生を抑制するとともに、有機系接着剤を表面から順次分解することにより、塗料表面にスケールなどが沈着し防藻効果が低減することの防止をねらった。この塗料を、実際に運転中の冷却塔17機に塗布し、可照時間・水深などがある条件範囲内では、藻類・スライムの発生抑制に十分な効果があることを示している。
- 社団法人空気調和・衛生工学会の論文
- 2003-07-25
著者
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