英語字幕による会議支援:字幕の精度と表示タイミングが理解に及ぼす影響
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
英語での会議を支援するために,英語の発言から音声認識で英語字幕を生成するシステムを検討している.TOEIC のレベル C の被験者 23 人で精度と表示タイミングの異なる字幕を表示しながら,TOEIC の長文リスニング試験をおこなった.字幕の精度は以前の実験で有効と確認された 80% と 100%,表示タイミングは発話前,発話 2 秒後,発話後の三種類を用いた.実験の結果,字幕の精度を 80% から 100% に向上させるよりも字幕を発話前に表示する方が理解に与える影響が大きいことを確認した.
- 2010-03-11
著者
-
下郡 信宏
株式会社東芝研究開発センター
-
下郡 信宏
(株)東芝研究開発センター
-
池田 朋男
株式会社東芝研究開発センター知識メディアラボラトリー
-
関矢 陽子
株式会社東芝CS評価センター
-
池田 朋男
株式会社東芝研究開発センター
関連論文
- 6.英語字幕による会議支援(社会に浸透する新たなコンピュータ/ネットワークの世界)
- 音声認識で生成した英語字幕による英語理解向上の測定実験
- テレビ会議において視線の伝達が話者交替に及ぼす影響の分析(会議支援)
- 多重線形関数を用いたニューラルネットワークの構造分析
- 重回帰分析に基づいた帰納学習アルゴリズム
- 情報フィルタにおける学習アルゴリズムの比較実験(第33回知識ベ-ス研究会発表論文)
- スペクトル理論による情報フィルタ
- 回帰分析に基づいた帰納学習アルゴリズム
- 利用者モデルの構想 : 情報フィルタによる利用者情報の収集
- 2000-IM-37-5 ネットワークコミュニティ形成支援
- ナレッジワーク支援システムTrinoの構想(セッション1 : ナレッジワーク環境)
- 英語字幕による会議支援:字幕の精度と表示タイミングが理解に及ぼす影響
- CrowdSourcingを用いた単語への読み付け、アクセント付け手法の提案(「クラウドソーシング」及び一般)