利用者モデルの構想 : 情報フィルタによる利用者情報の収集
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概要
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人間どうしの対話に比べ、人間とコンピュータの対話はぎこちなく人間側に多くの負担を強いる。人間どうしの対話の場合、互いに相手のモデルを生成し、このモデルを用いてシミュレーションを行ないながら対話を行う為に除々に対話がなめらかになって行くと考えられる。これに対してコンピュータと対話する場合、人間はコンピュータのモデルを生成して行くが、コンピュータは何時まで経っても利用者に関するモデルを生成しない。これが、ぎこちない対話の一つの要因であると考えられる。本研究では、認知モデルに各利用者特有の情報を知識として持たせることにより、利用者モデルを構成することを提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-09-20
著者
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下郡 信宏
株式会社東芝研究開発センター
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下郡 信宏
(株)東芝研究開発センター
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月本 洋
株式会社東芝 研究開発センター システム・ソフトウェア生産技術研究所
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月本 洋
(株)東芝研究開発センターシステム・ソフトウェア生産技術研究所
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