会議支援システムを用いた会議内容情報の再利用性の考察

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概要

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オフィスワーカが会議の情報を記録する際には、議事録やホワイトボードの写しが広く用いられている。しかし、このような管理では議論内容の詳細な理解に個人ごとのバラツキが発生する問題等がある。これは、TODO や決定事項と詳細な議論内容の関係性が残されず、後に詳細な議論内容を参照できないことが原因であると考えられる。そこで、異なる会議内容情報間や、日常業務情報と会議内容情報間の関係性を管理し、情報の再利用性を向上するシステムを提案する。試作を用いた会議内容情報の想起実験により、簡単な記録のみを用いた想起に比べて、詳細な議論内容を正確に想起できるようになることを確認した。この結果から、提案システムは、会議に関係する業務において、資料作成時の質の向上に繋がると考えられる。本稿では、提案システムの概要と、実験結果を述べる。
2009-05-14

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