レーザポインタの軌跡を追跡する映像パフォーマンス向け遠隔入力システム
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概要
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我々は,主にステージパフォーマンスで用いることを想定した,レーザポインタを用いた遠隔での入力システムを開発した.このシステムは,映像が投影されているスクリーン上の箇所をレーザポインタで指示すると,システムがその位置を認識する.提案手法は従来手法に比べ,表示画面の色や動きに対する制約が少なく,レイテンシが低く抑えられている.加えて提案手法は従来とらえることのできなかったレーザの軌跡を認識することができ,新しい入力手法を可能とする.評価実験の結果,位置入力の精度はマウスと同等であった.また従来手法に見られる補間処理による曲線入力は,提案手法により認識した実際のレーザポインタの動きとの間に誤差を生じることが示された.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2008-07-15
著者
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