ADE-FDTD法によるコレステリック液晶レーザー中の電界分布解析(有機薄膜・複合膜とデバイス応用,一般)
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概要
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コレステリック液晶の自己組織化的な螺旋周期構造を利用したレーザー素子の開発に関する研究が、国内外において活発になされてきている。しかしながら、これまでの報告例は実験に基づく検討が主であり、数値シミュレーションに基づく解析は行われてこなかった。そのような中、我々は時間領域差分(Finite-Difference Time-Domain: FDTD)法と4準位系のエネルギー構造におけるレート方程式などの補助方程式(auxiliary differential equation: ADE)を組み合わせたADE-FDTD法により、コレステリック液晶におけるレージング・ダイナミクスの再現に成功しており、コンピューター・シミュレーションに基づくより低閾値なレーザー構造の設計手法としての有用性を示してきた。本報告では、レーザー発振下におけるコレステリック液晶レーザー内外での電界分布について詳細に解析したので報告する。
- 2010-07-22
著者
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松井 龍之介
三重大学工学研究科電気電子工学専攻:三重大学極限ナノエレクトロニクスセンター
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北口 将大
三重大学工学研究科電気電子工学専攻
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松井 龍之介
三重大学工学研究科:三重大学極限ナノエレクトロニクスセンター
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