周波数共用環境における周期定常性に基づく複数信号識別法の特性評価実験(技術展示,リコンフィギャラブルハードウェア,一般)
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概要
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周波数共用環境において周囲の電波利用状況を認識する技術として,周期定常性に基づく信号検出技術があるが,受信電力の異なる複数の信号の検出においては,特に弱信号について十分な検出精度が得られないという問題がある.これまでに筆者らは一度検出された信号の特徴量を周期自己相関関数領域においてキャンセルしながら,繰り返し信号検出を行なう反復型特徴検出法を提案し,従来の検出法では強電力信号の影響で検出できなかった微弱な信号についても高い検出率が得られることを,計算機シミュレーションにより確認してきた.本稿では,同様の環境を実験系により構築し,複数信号識別の特性を評価する.また,これまでに提案してきた繰り返し処理ではなく,事前に他信号の影響を一括除去する手法を提案し,実験系に実装する.実験結果および計算機シミュレーション結果より,提案する複数信号識別法の有効性を確認する.
- 2010-07-22
著者
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藤井 啓正
(株)NTTドコモ先進技術研究所
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藤井 啓正
株式会社NTTドコモ先進技術研究所
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大矢 智之
Nttドコモ先進技術研究所
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大矢 智之
株式会社nttドコモマルチメディア研究所
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原田 浩樹
株式会社NTTドコモ先進技術研究所
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三浦 俊二
株式会社NTTドコモ先進技術研究所
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三浦 俊二
(株)NTTドコモ
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大矢 智之
株式会社nttドコモ
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大矢 智之
株式会社マルチメディア放送技術統括部
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大矢 智之
Nttドコモ 先進技研
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原田 浩樹
株式会社nttドコモ
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三浦 俊二
株式会社nttドコモ
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藤井 啓正
株式会社NTTドコモ 先進技術研究所
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