超広帯域車載レーダによる目標物検知・識別システムに関する研究(博士取り立て講演)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
安心安全な車社会実現に向けて周辺監視や前方追従等のために近距離で広範囲を監視する広帯域車載レーダが注目を集め,既に実用化され始めている.しかしながら受信信号には様々な不要反射波(固定クラッタ)も含まれており,その中で目標または危険車両を正確に検知することは難しい.そこで固定クラッタを抑圧し,各走行車両を識別することによって誤警報特性を大きく改善することが期待できる.これまで前方車両の速度や距離を推定する方法は検討されているが識別については報告されていない.本稿では超広帯域車載レーダによる目標車両識別のためのレンジプロファイルマッチング法を提案し,その有効性について実験により確認している.また固定クラッタを効果的に抑圧するためのクラッタ抑圧法についても検討している.
- 2010-07-16
著者
関連論文
- 超広帯域車載レーダによる目標物検知・識別システムに関する研究 (ワイドバンドシステム)
- 超広帯域車載レーダによる目標物検知・識別システムに関する研究(博士取り立て講演)
- 24GHz帯車載用UWBレーダにおける目標車両検知特性の評価
- A-5-16 ワイブル分布に従うレーダクラッタ抑圧のためのシミュレーション(A-5.ワイドバンドシステム,一般セッション)
- 24GHz帯UWB車載レーダにおけるクラッタ抑圧のためのシミュレーションに関する一検討(測位・航法及び一般)
- 複数のレーダを用いた目標追尾の過渡応答における性能評価(測位・航法及び一般)
- 24GHz帯車載用UWBレーダにおけるクラッタの統計的性質を考慮した検知特性の改善(一般,一般,ポスター講演)
- A-17-20 交差点環境下におけるレーダ反射断面積を考慮した走行車両の状態推定に関する一検討(A-17.ITS,一般セッション)
- 駆動雑音0のカルマンフィルタを複数同時使用した追尾法(測位・航法及び一般)
- RLS法を用いた複数レーダ目標追尾(測位・航法及び一般)
- 駆動雑音0のカルマンフィルタを複数同時使用した追尾法
- 巡回型カルマンフィルタによる旋回目標追尾の性能評価(測位・航法及び一般)