別府航路るり丸主機械7MUT35/55型ジーゼル機関に就て
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
るり丸は終戰後直ちに建造を計画された15隻の客船中の1隻で、関西汽船株式會社の註文により三菱重工業株式會社長崎造船所に於て建造され、現在大阪-別府航路に就航してその優秀性を誇つている。本船の主機械としては、同造船所に於て終戰後新しく設計製作された單働2サイクルジーゼル機関を装備している。本機関は性能上在来の小型客船用機関に優れている一方、ジーゼル船として不可避とされていた船体の振動を皆無とした処に注目に値するものがある。参考迄に船体要目を示せば次の如くである。[table]以下本機関に就て設明する。
- 社団法人日本船舶海洋工学会の論文
- 1949-12-25
著者
関連論文
- 漁船用ニサイクルディーゼル機關について
- MUT35/55型ディーゼル機關の性能について
- 別府航路るり丸主機械7MUT35/55型ジーゼル機関に就て
- 漁船用二サイクルディーゼル機関について
- MUT35/55型ディーゼル機関の性能について
- 空気式振動抑制装置の理論
- ヂーゼル船軸系に於ける捩振動抑制装置に就て
- 三菱造船UEC機関について
- MSディーゼル機關について
- ディーゼル機関空気充填孔の形と流量係數並に流出方向
- ディーゼル機関空気充填孔の形と流量係數並に流出方向
- (3)舶用ディーゼル機関(潤滑油および潤滑特集)
- 舶用ディーゼル機関研究の回顧
- 最近の舶用ディーゼル機関随想
- 円板摩擦ポンプに関する研究 : 第2報, 回転円板間内の流れに関する実験およびポンプ性能
- 舶用燃料油に関する国際的動向と我が国の対応
- 終戦までの我が国舶用内燃機関の技術を顧みて
- On Development of Marine Diesel Engines