複数WLANサービスリソース透過的アクセスのためのタイムスロットベース情報共有方式の一検討(モバイル,アドホック,ユビキタス,無線,セキュリティ,マルチアクセス,アクセスネットワーク・User Network Interface,Homeネットワーク,一般)
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概要
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近年,公衆WLANサービスの普及が急激に進み,多数のWLAN上のサービスを活用することが可能になりつつある.これまで,ネットワーク上のサービスを検索・発見する機能が提案されてきたが,前述したような複数WLAN上のサービスを統合的に管理する仕組みについては十分な検討が行われていない.特に,WLANがクローズドな環境として構築された場合,それらのサービス機能をグローバルインターネット上で管理することは困難である.このような場合,あるWLANにどのようなサービスが存在するのかを随時把握するためには,その都度,当該WLANに接続する必要があることから,複数WLANリソースを横断的に有効活用する際の障壁となっている.本稿では,複数のWLAN端末が協調して接続先ネットワークを切り替えることによりサービスリソースを共有するための"複数WLAN透過的アクセス方式"と,複数WLAN内のサービスリソース情報の共有を最小限の接続先ネットワーク切り替え回数で行なう"タイムスロットベースリソース情報共有方式"を提案し,その有効性をシミュレーション実験から示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2009-12-03
著者
-
新熊 亮一
京都大学大学院情報学研究科
-
笠井 裕之
電気通信大学大学院情報システム学研究科
-
成松 宏美
電気通信大学大学院情報システム学研究科
-
佐々木 直晴
電気通信大学大学院情報システム学研究科
-
新熊 亮一
京都大学大学院情報学研究科通信情報システム専攻
-
笠井 裕之
電気通信大学情報システム学研究科
-
成松 宏美
電気通信大学 大学院情報システム学研究科
-
笠井 裕之
電気通信大学
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