動的ページの増加がもたらすWebリンク構造の変化
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概要
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いくつかのWebサイト群に対してクローリングを行い、リンク構造を解析した。静的ページではリンクの確率密度分布が過去の研究同様べき乗則に従っていることと、inリンクの緊密度が動的ページに比べ高いことがわかった。一方動的ページでは、リンク確率密度分布がべき乗則に従っておらず、inのクラスター係数が著しく低かった。また、リンク数が多くなるにつれ、特にinのクラスター係数が高くなることを確認した。これによって、inのリンク数が多いページ同士は緊密なリンク関係にあることがわかった。この事実から、静的、動的ページかによってクロール手法を変えることによって効率的なクロール手法の開発につながると思われる。
- 2010-02-28
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