イネの第12染色体に存在する雑種弱勢を引き起こす遺伝子座のマッピング
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概要
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雑種弱勢は,交配後代に少けつで草丈が短い個体が出現する現象で,とりわけ遠縁品種間の組み合わせで生じやすく,遺伝資源の活用範囲を狭小化する一因にもなっている.本研究では,「SL-239(コシヒカリを遺伝的背景とし第12染色体の一部のみがカサラス型に置換した系統)」が「コシヒカリ」に比べて茎数が少なくなる原因遺伝子を第12染色体のSSRマーカーRM1246とSSRマーカーRM28449の間にマッピングした.マッピングした遺伝子の染色体座乗位置および表現型から判断して,既報の遺伝子とは異なっていたため,この遺伝子をhwe3(t)(hybrid weakness-3)と命名した.
- 日本作物学会の論文
- 2009-03-31
著者
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蛯谷 武志
富山県農林水産総合技術センター
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高寺 秀樹
富山大学大学院理工学研究科
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井上 弘
富山大学大学院理工学研究科
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蛯谷 武志
富山県農林水産総合技術セ
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蛯谷 武志
富山県農林水産総合技術センター 農業研究所
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蛯谷 武志
富山県農林小産総合技術センター
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