ソーシャル・イノベーションにおける行政組織の役割--中国義烏産業集積の形成を中心に (特集 ソーシャル・イノベーション)
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概要
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義烏という地域は、新江省内における貧困な農業県であったが、1982年に日用雑貨の一大集積地が形成され、その後、世界中からバイヤーを集める世界最大規模の卸売市場として認知されるに至っている。義烏の産業集積は地元の伝統家内工業を基盤としながら、卸売専業市場・産地・物流の三大集積を一体化させて発達してきた。また、地域と地方政府が一体となって地域全体の革新を成功させたという点でソーシャル・イノベーションの事例となっている。本稿では、地方政府が集積地の発展にどの様に寄与したか議論する。
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