2214 ROC曲線を用いた開発中の指標とサービス開始後品質との関係の可視化(一般セッション)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ソフトウェア開発プロジェクトを成功に導くためには,プロジェクト実績データを分析することにより,開発の現場で発生している事実を定量的に把握することが重要である.これまで,ソフトウェアの最終品質を確保するために開発中の指標に管理限界等を設定し,指標の実績値に応じて適切な対策を打つことで品質管理が実施されている.しかし,開発中の指標とソフトウェア最終品質との関係については定性的な把握に留まっていることが多い.そこで本稿では,臨床医学の分野で検査の精度評価に用いられるRoc曲線(Receiver operating characteristic curve)を用いて,プロジェクト実績データに含まれる開発中の指標とサービス開始後品質との関係を分析する.そして,開発中の品質指標の内,どの指標がサービス開始後品質の良悪の予測に有用であるかを定量的に把握する方法を検討する.
- プロジェクトマネジメント学会の論文
- 2007-09-20
著者
関連論文
- 1105 ステップ数と工数に基づく生産性評価の一考察(一般セッション)
- 2214 ROC曲線を用いた開発中の指標とサービス開始後品質との関係の可視化(一般セッション)
- 2207 分析後の推奨値による品質実績データからの突き止められる原因の除外(一般セッション)
- ソフトウェア開発プロジェクトにおける生産性データ活用についての一考察 : 現場での有効性向上に向けた取り組み(ソフトウェア開発の"使える見積り技術")
- 2711 監査指摘事項の分析に基づく社内標準類の改善について(一般セッション)
- 1301 ソフトウェア開発プロジェクトにおける生産性データ活用についての一考察 : 現場での有効性向上に向けた取り組み(一般セッション)
- アクタの相互作用に基づく要求抽出の完全性確認手法
- 情報システムが観測すべき事象に基づく要求割付手法の課題
- 情報システムが観測すべき事象の検討に基づく要求割付に関する考察
- 要求の構造に基づく要求品質の管理
- ソフトウェア開発データの分析パターンの提案と評価(システム評価・管理技術,ソフトウェア工学の理論と実践)
- ソフトウェア開発プロジェクトの大きさと生産性の関係に関する考察(ソフトウェア開発の"使える見積り技術")
- 1204 ソフトウェア開発プロジェクトの大きさと生産性の関係に関する考察(一般セッション)
- ソフトウェア開発に関する実践的な仮説
- 1409 ソフトウェア開発に関する仮説の実践的な検証の進め方(一般セッション)
- 1106 過去データから算出した予測工数に基づく生産性メトリクス(一般セッション)
- 実務者と研究者の交流による問題解決に向けて