嚥下障害の評価に関する一考察 高齢者の誤嚥・窒息事故の裁判例を通して
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概要
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高齢化により人の摂食・嚥下機能は徐々に低下し、それにより誤嚥・窒息事故が起こる。事故は家庭ばかりでなく病院・高齢者施設でもみられる。多くの病院・施設では様々な対応策が考えられ、各職員が事故防止に努めているが事故は起き、中には裁判になるケースもある。今回、誤嚥・窒息の裁判例を通して、なぜ事故が起きたのか、何が看護師(施設職員)に求められているかについて考察した。その結果、1嚥下機能は実際に目で観察できないため評価が難しいこと2評価には嚥下・誤嚥に関する知識が欠かせないこと3患者の嚥下について複数のスタッフ間の共通理解が重要であることが改めて示唆された。
- 新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部の論文
- 2007-03-10
著者
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